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円高は問題だけど、政府の取れる対策ってそんなに無い?

菅直人が民主党代表(=総理大臣)に再選され、NY市場では一時82円台まで円が買われた。

ドルが対円で83円割れ、15年ぶり安値更新(ロイター)

菅が小沢一郎より為替介入に消極的だからという理由らしいが、そもそも財務相就任時に異例の円安誘導発言をしたのは菅自身である。円高に対する問題意識は持ち合わせているはずだが、消極的と見られてしまうのは口先介入以外の具体的な対策を打ち出せないでいるからだろう。

散々言われていることだが、過度の円高は日本経済にとって(少なくとも短期的には)マイナスとなる。再選を受けて、経済界から「円高対策を!」との声が上がるのは当然と言えるだろう。それでは、政府が取れる対策は何があるかというと、かなり限定されるのではないか。

■対策1「円売り介入」
10兆円単位の円売り介入を実行すれば、単独介入でも短期的にはドル円を90円前後まで押し戻す可能性はある。例えば、投機的な円買いの動きが円高の原因であれば、短期的に円安に振れさせることで損失を出させ、短期の円買いポジションを手仕舞いさせることができるだろう。しかし、現在の円高相場は2008年以降の欧米の金融危機およびその後の財政危機問題を受けた、相対的にリスクの低い円への資金の逃避という側面がある。為替介入で一時的に円安にできたとしても、本質的な問題(欧米の不況および財政危機)が解決されない限り、円高の動きは止まらないのではないか。(それでも何もやらないよりはましだろうが…)

■対策2「日銀による追加金融緩和」
すでにFRBはFF金利を0%近辺に誘導するゼロ金利政策と、MBSや国債購入による量的緩和政策を実施しており、相対的に日銀の動きは遅すぎかつ規模が小さいと言わざるを得ない。今から日銀が追加緩和策を打ち出ことによるインパクトは大きくないのではないか。(むしろ、FRBが引き締めの方向に舵を切ることを期待したいところだが、アメリカの景気動向次第なので先行きは不透明)
 
80円に近づいた段階で為替介入実施

80円台後半まで円安に動く

その後も介入をちらつかせて80円台で一進一退の攻防

結局こんな流れになりそう…。
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情報サービス産業で働いてます。政治経済を中心に日ごろ思っていることを書いていこうと思います。でも、たまに趣味に走るかも。

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